Reveillon 2006

モリモリ食べます!

さて、フランスではクリスマスは家族と過ごす日。その日と同様に大切なのが、友人と過ごす年明けパーティ、Reveillon。

初の単独渡仏の頃からお世話になっている、ローランとドミニクのアパルトマンへ。
今回は食べ物を持ち寄り!私は・・・持ち歩ける食べ物といえば巻き寿司なのかな、ということで準備。


ニコラ宅には、巻きすがある。前回渡仏時に、買ったものだ。それ以外の食材は、もちろんない。米も・・・パラパラのしかない。急いで買い物へ!!
しかし、明らかに午前中からすべき準備を夕方から始め、しかも4人がそれぞれ何かを用意しなくては!とキッチンを占拠するため間に合わず、具が準備できない・・・。しかたないので、サーモンとツナのみ(笑)しかも、米の水加減が悪かったようで、ベタ飯に・・・(泣)
どうみても、見栄えが悪すぎる!!こんなの、日本人代表として持っていけないよ!と凹んでいるところに、大丈夫大丈夫と慰めに来るニコラ・・・。
時間切れなので、ぐちゃぐちゃの寿司を持ったままローラン宅へ。


20時集合・・・といっても、ここはフランス。待ち合わせ時間に皆が揃うことは皆無。まだ、2人しか来てなかった。だらだらと飲んで、しゃべっていると、続々と人が集まり始める・・・。22時くらいからは、踊りだす人も出てくる。テーブルの上の食材も、人数分の色とりどり。ドミニクは以前紹介したことのあるGers出身なので、お母様手作りのフォアグラやMagret de canard を、ふんだんに用意!美味しい!美味しすぎる!そのへんの、缶や瓶に入って売ってるのとは、全然違う!!その他、シーフードを持参する人あり、スペイン風オムレツトルティーヤあり、と盛りだくさん!シャンパンを中心にワインやきついお酒(名前不明?)も、ごちゃまぜで!


ついに私の寿司が出される番・・・。
あー、こんなの出したくないよ・・・と情けない顔をしていると、後ろからこんな感想が。
カナオ、私、こんなフレッシュな寿司を食べたのは初めてよ!なんて美味しいのかしら!
あ、凹んでるからお世辞でしょ、と思っていたら、どうも本気っぽい(笑)
要は、本格的な寿司を食べたことがないみたいで、大抵はパックに入ったものを食べていたらしく、作りたて!ということに感動してくれたようだ。
でも、生魚じゃなくて、ツナ缶に味付けしたのと、スモークサーモンなんだけどな・・・。
まぁ、喜んでくれたことに感謝!


ふと気づくと部屋は踊りまくる人でいっぱいに。そして・・・、ラジオをつけると、カウントダウンがもう始まっていた。


チッチッチッチ・・・


Bonne Annee !!!


とりあえず、ビズの嵐だ。みんな酔っ払いなので、とにかく陽気(笑)年が明けても踊りは止まず・・・というより、一段とエキサイトしている。皆と踊りながら、時にはクルクル回されて、頭もグルグル状態。


しかし、さすがに久々の午前さま&踊りまくる夜・・・で、がっくりと身体にきた。アンナはあまり遅くまではいられないので、先に帰ってしまったし・・・ちょっと疲れたな、と別室でぼうっとしている間に、寝入ってしまった!気持ち悪くなったと勘違いされ、心配して見に来てくれる友人たち。いや、ただ、疲れただけ・・・(笑)


前回のReveillonでは、脅威の体力を発揮していただけに、こんな私を見るのは始めてだ!と。。。いや、そりゃ3年も経ってれば、体力も落ちますよ、ほんとに・・・。


こうして、2006年は無事迎えられ、新たな気持ちでスタートを切ろうと決心したのでした。