かなおさんは心配症?

日ごろ恐ろしいほど大胆なことを平気でしてしまったりする私だけど、実はかなりの心配症。今日はそんな私を眠れなくさせた出来事が!



快晴の日曜。お散歩してもいいけど、さすがに近所のスーパーも閉まってるし、今日は一日ゆっくりと・・・と思っていたところ、メキシコ人の友人アレットから電話が。彼女も今日一日、ヒマらしい。
じゃ、うちに来てコーヒーでも飲みながらおしゃべりする?というと、来るという。今用事をしているから、16時頃に着くかなというので、私もそれまでにコインランドリーでお洗濯。


アレットは一度だけうちに来たことがある。でもそれは夜で、暴風雨の時だったからほとんど道を覚えていないということだった。住所とドアコードを教えて、もし迷ったりしたらその辺の人に聞くか、電話して!と。ちなみに彼女は、携帯を持っていない。


16時。まだ来ない。16時半。まだ・・・。17時。ちょっとおかしい?
17時半・・・これは、何かあったか??
彼女はオーペア(住み込みベビーシッター)をしているので、その家にかけてみる。誰も出ない。
迷って、最寄の駅で待ってるかもしれない。様子を見に行く。いない。
家にかけなおす、やはり出ない。


この時点で、私の頭の中ではすでに妄想が始まっている。
小柄な彼女は、道を聞いた悪い男にさらわれたんじゃないか?
道を間違え、そのまま小道で連れ去られたのではないか??
車にはねられ、病院に担ぎ込まれたのではないか?


・・・・・縁起でもない。


でも、これは日本にいても同じ。約束の時間に友だちが来なかったりすると、すぐによくないことを考える。毎回遅れる人の場合は、だんだん慣れてきて、仕事のせいだなとか、20分以内には来るだろう、と予想はできるけど・・・。


外も暗くなり始めた。私の心配は頂点に!!


住み込み先へ電話。〜出ない
学校の先生へ電話。〜留守電
学校の友人へメール。〜知らないと返事
学校の友人へ電話。〜知らないと返事


万策尽きました・・・。
そのとき、ネットでギヨームを発見!もうブラジルだけど、アレットと仲がよかったし、何かヒントが得られるかも!と訳のわからない期待を胸に話しかけてみる。
「ねぇ、アレットが約束の時間になっても来なくて、連絡もないんだけど、どう思う?彼女って、連絡もせずにキャンセルしたりする子じゃないよね?」
「心配するな、彼女はラテンだ・・・。アクシデントとは思えない」
な・・・何を根拠に。しかしこの自信に満ちたコメントは・・・(笑)
仕方ないので、パソコンにメールだけ打つ。ずっと待ってたけど、来なかったね。連絡もないから、心配してます。どうしたの?・・・と。


結局当日は連絡のないまま。夜遅くなっても何もなし。心配で、ほとんど眠れなかった・・・。


翌朝、7時半頃携帯が鳴る。誰からかはわからない。出ようとするも、2コールで切れる。アレットか?


もぞもぞ起きて、パソコンをつけると、アレットからメールだ!
ごめんなさい。昨日はいけませんでした。そして、電話もできませんでした。ごめんなさい。
え!なに?それは?電話ができない理由って、一体?


とにもかくにも無事でよかったけど、心配性の私は、半年分は寿命が縮まったと確信している。。。