お買い物

普段、あまり買い物をしません。お金を使うのは、レストランでの食事か食料品がほとんど。


先日ぼーっとしていたら、ふと気がついたことが。我がアパルトマンは、寝室・サロン・キッチン・バスルームと、一人暮らしには十分すぎるほど広い。そして、寒さのせいもあり、大抵は寝室で時間を過ごすことが多い。サロンの部分は、友人を呼んで簡単なパーティをする時に使用するくらい。普段は、ガラーンと何もなく、静かな空間。
もともとワーホリビザだし、1年しかいないのなら色んなものを買う必要などない!と思っていたけど、さすがに何も置かれていない棚・本棚が並んでいるのは寂しすぎる。そして、このサロンにいようと思わないのは、私のものが何一つないからだ!!と改めて実感。




お天気のいい日に、ぶらりとでかけてみた。プラス・ド・イタリーにある、ショッピングセンター。寒いので、ここをうろうろ。
何がほしいというわけでもなく、部屋に置けるもの、気に入るものがないかしら・・・と歩いていると、アンティーク風の蝋燭立てを発見!
いろいろある。悩む。お店のおばさんと相談・・・。結局、どうしてもほしいのがふたつ!ひとつは昔の執事なんかが、手に持って歩いてた(っぽい)もの(A)。もうひとつは、実は羽根ペンのインク入れなんだけど、そこに蝋燭を立ててもいいんじゃない?というもの(B)。
結局選びきれず・・・。かなり悩む。
ここで、初めての試み、「値切り」に挑戦。


かなお: Aを買うと、いくらになる? 
おばさん: ○○ユーロかしらね。でも、あなただから(このへんは、大阪のおばちゃんぽい)△△ユーロまけておくわ!
かなお: おー、それは親切にありがとうございます。では、Bも併せて買うと、いくらに??
おばさん: ・・・・□□ユーロだわね。
かなお: うーん、もうちょっと、☆☆ユーロでどう?
おばさん: うぐぐぐ・・・。ええい、OKよ!!
かなお: メルシーボクー!!!


最終的に、約20%ほどまけてくれた。最初にしては、いい出来では?


お会計中、おばさんが「中国人?ベトナム人?」と聞いてきた。ああ、またか(私は日本人には、まず見られることがない)と思いながら、「日本人ですよ」と答えると、「ええ!ウソでしょ??」とオーバーな反応。
「ああ、よく中国人に間違えられるんですよ」と言うと、こんな回答が。
「いやいや、日本人は絶対に値切らないからね。値切るのは、中国人かベトナム人あなたは、日本人の客で始めて値切ったわ・・・


えー、そうなの?そんなもんなの?
場所柄なのかしら?それとも???
「じゃ、私は特別な日本人ということで、覚えておいてください。また来ます」と言い残して立ち去った私・・・。


みなさんは、値切りますか?
恥ずかしいから、そんなことしない?
でも、とりあえず試してみてください。なにかが起こるかもしれませんよ・・・(笑)