パーティはどこ?

かなお、今晩は踊りに行きましょう!!


・・・そう誘ってきたのは、ドイツ人のTinaだった。彼女とは、同じ学校だけど時期は重なっていない。私が学校を終えた、1週間後くらいにパリに来たのだ。とはいえ、学校の友人で集まるパーティで出会い、話が合うので、よく連絡を取っている。来週帰国するというので、この週末は彼女に捧げることにした(笑)


ところが、待ち合わせ時間の1時間ほど前になって、連絡があり、どこかでパーティがあり、それに誘われてるから、そっちに行かないか?と変更の催促。別にどこでもよかった私は、了承し、待ち合わせ場所へ。このメトロの駅は大きい上に、人の往来がものすごい。途中、酔っ払いに絡まれ、いいかげん嫌になりながらもなんとか危機を乗り越え、ひたすら待つ。
30分ほど遅れて到着したTinaとその友人。彼女は、自称:ドイツ人らしくないドイツ人(時間を守れない、ということらしい)。じゃ、行きますか!と目的地を目指す。徒歩20分ほどだったか・・・?該当する住所がない。そんな番地が存在しないのだ。
おかしいので、情報をくれた人に連絡してみると、なんと番地も通り名も間違っているではないか!!要するに、”Rue”と”Boulevard”の違いだと・・・。でも、番地は?なぜ???
ものすごく寒い夜だっただけに、数十分も外で待たされ、顔も身体も凍りつきそう。
とりあえず、新たにもらった番地へ急ぐ。
ようやく教えてもらった住所にに到着するも、まったくパーティらしい音が聞こえてこない。
「ううーん、パーティって言っても、ごはん食べるだけとか、そういうパーティの意味だったのかなぁ?あまりにも、静かすぎるよね・・・。」
もう一回、連絡。すると、もう終わったみたい・・・だって。。。
寒風吹きすさぶ中、数十分、合計して1時間近くも歩き回っていた私たち・・・。そろそろ限界(笑)
どうしよう、連絡ミスだ・・・。と落ち込んでいるところに、今晩約束をしていたらしい人が現れた。ホッ・・・。
結局、その人に連れられ、もう一人のフランス人と合流した後、パリ中心地のディスコへ行ったが・・・。連夜の外出に加え、寒さに震えていたせいもあり、イマイチ気が乗らず。(私らしくもない)


教訓:外国で待ち合わせをするときは、かならず紙に書くか、メールで送るなど、形に残すようにしましょう。。。